施設・サービス

特別養護老人ホーム /
グループホーム / デイサービス

谷山緑地苑

2024年4月1日、開業。

谷山緑地苑 建設コンセプト

1. 建物基本コンセプト

  1. 建物は耐火建築物とし、全館バリアフリーとする。
  2. 1ユニット15床(グループホームは9床)とし、日勤帯のスタッフを最低でも常時3名での支援体制とする。
  3. 2ユニットを同一フロアとすることで、夜間帯のスタッフを常時1.5名での職員支援体制として事故リスク軽減を図る。
  4. 共同生活室・食堂・リビングをユニット中央部に設けて、入居者が利用しやすいようにする。
  5. 共同生活室・食堂・リビングは、立地条件を活かして、永田川や谷山の街並み・谷山緑地公園の眺望を楽しめるように、外部に面して設ける。
  6. 居室は共同生活室に隣接又は近接して設け、床面積の1/14以上の面積を直接外気に面して開放できるようにする。
  7. 共同生活室・ローカ・トイレには、常夜灯を設ける。
  8. 記録コーナー及び書類保管場所を共同生活室の一角に設ける。
  9. 浴室は、ユニットごとの個浴(2方向介助)とし、特殊浴槽を2階に2ヶ所設置する。
  10. プライバシーに配慮した浴室への動線を考える。又、脱衣室には洗濯用流し及び冷暖房設備を設置する。
  11. 2階デイサービスの隣にリハビリ室を設け、機能訓練指導員によるリハビリマシンを活用した個別機能訓練を実施し、関節拘縮・筋力低下などの運動器機能低下の進行を防ぐ。
  12. 床仕上材には衝撃吸収シートを用いる。
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2.他サービスとの連携

  1. 1階に居宅介護支援事業所・地域連携室を設けて、地域の介護ニーズの把握に努める。
  2. 1階にヘルパーステーション事業所を設けて、地域の訪問介護ニーズに的確に対応する。
  3. 1階に居宅介護、訪問介護に対応する相談室・会議室を設ける。
  4. 2階に老人デイサービスセンターを設けて、地域の皆様に適正な通所介護サービスを提供する。
    通所介護事業所と連携し、地域住民に日頃より慣れ親しんで頂くとともに、適正な介護サービスを提供する。
  5. 近隣の介護サービス事業所・医療機関との相互連携を図る。

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3.パブリックスペース・セミパブリックスペースを活用した家族や地域住民との交流計画

  1. 1階地域交流ホールを地域の皆様に開放し、老人会の会合・地域コミュニティの勉強会・児童と入居者との交流会等、多目的に活用していただく。
  2. 1階地域交流ホールで九州日本語学校留学生との交流会(民族舞踊等)に家族・地域住民も招待し、外国人を交えた茶話会を開催する。
  3. 1階地域交流ホールでの三味線・民謡ショーに、家族・地域住民も招待する。
  4. 各階に入居者のリフレッシュの為に、家族・ユニット間の交流スペースを設ける。
  5. 6階交流ホール・ラウンジを、入居者・家族等の憩いの場として開放する。
  6. 6階多目的ホールを、入居者・家族・地域住民の作品展示等の場として開放する。
  7. 2階(デイサービス及びショートステイ15室)部分は、非常災害時における地域住民の一時避難場所として提供する。
  8. 隣接の緑地公園において、学生ボランティアによる住民参加型の夏祭り(県の許可・相談済)を開催する。
  9. 地域コミュニティの拠点として、地域住民・地域施設・NPO法人・鹿児島市との協働により、独居高齢者支援や地域活性化に取り組み、家族やボランティアの方々の人材強化・育成を通して、地域包括ケアが実現される 「まちづくり」 に貢献していくことを目指す。

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4.感染症対策

  1. 居室の窓から日光・採光・風を取入れ、自然を肌で感じられるようにすることで入居者のストレス軽減につなげる。
  2. 各階の居室は全て陰圧になるようにし、空気が清潔区域から汚染区域の方向に流れるようにする。
  3. 2階北側ショートステイ15床分は、汚物搬出動線に適していることから感染症専用ユニットに位置付け、優先的に対応する。
  4. 非常時には、同上ユニット玄関前の前室(クリーンルーム)の陰圧装置を稼働して対応することとし、感染者及び濃厚接触者は居室に隔離の上で対応する。
  5. 感染症が発生した際は、地域で介護の必要な陽性者を積極的に受入れる。

5.災害対策 (避難訓練時の地域住民との連携、事業継続計画の策定状況)

  1. 浸水被害対策として、1階床面を現況地盤(永田川管理道路側溝天端)より80cm高くする。
  2. 非常用発電機(連続72時間以上稼働)を設置し、停電時における施設機能を維持する。
  3. 地下水槽45tを設置し、断水時の施設機能維持のため、3日間の生活用水を賄う。
  4. 1階地域交流室横の備蓄倉庫に、災害時の防災グッズ・水・食料(3日分)をストックする。
  5. 防災避難対策・業務継続計画策定済。(別紙避難計画・業務継続計画参照)

※華美を求めず、機能性を追求し徹底的に無駄をなくすこと。

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